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ご挨拶

2021年度通常総会挨拶(木村会長)

会長 木村 昌平
会長 木村 昌平

はじめに、昨年来の新型コロナウイルスに関しまして、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、治療を受けておられる方々の早期のご回復をお祈り申し上げたいと思います。また、厳しい状況ではございますが、現在も懸命に治療、更にワクチン接種に取り組んでおられる、医療従事者の皆様をはじめ、各分野で取り組まれておられる皆様に、あらためて、感謝申し上げます。

昨年度は、新型コロナウイルスへの対応として、一人ひとりの感染防止策の徹底、さらに緊急事態宣言の発出は、人流を少なくすることで感染拡大を止めるとの目的で実施されました。
こうした取組みは、経済へも影響し、商用車市場は、車種により差はあるものの、前年度を下回る車種が多く、特に大中型バスにつきましては、観光需要の激減で、大幅に減少しました。その結果、商用車の登録台数は、39万8千台、前年度比90.3%と2年連続の前年度割れとなりました。
そうした中、当会会員の生産台数は、年度合計で212万5千台、前年度比91.1%と2年連続で前年度を下回りました。なお、当会特有の非量産車の合計は、16万2千台、前年度比88.5%と3年連続で前年度を下回りました。

こうした状況ではありましたが、会員の皆様におかれましては、受注残への対応が継続しているところもあり、人材確保につきましても引き続きご苦慮されておられます。
現状は、リーマンショック、東日本大震災の時と異なる状況ではありますが、コロナ禍、更にはウイズコロナを見据え、環境対応、新技術対応など、中長期的な視点での取組みを検討され、諸施策を講じて頂くことが大切であり、具体的な展開をお願いしたいと思います。

当会では、重点活動項目として、
「安全対応活動の推進」、
「環境対応自主取組みの推進」そして
「中小企業経営支援の充実」の3項目に取組んできております。

具体的内容につきましては、事業報告でこの後、ご説明申上げますが
それぞれ「会員メリットに直結する事業」を優先に取り組み、会員の皆様のご支援、ご協力のもと成果をあげることができたと判断しております。

さて、本年度の日本経済は、ワクチン接種の進展が図られるとともに、新型コロナウイルスへの様々な対応により回復に向かうものと考えておりますが、世界経済の見通しは不確定な状況です。
こうした状況で、商用車需要は、一定の代替需要は、見込まれるものの、長期的には、社会の環境変化に伴う国内輸送量の減少が想定され、国内商用車需要は、漸減するものと考えております。
この様な中、当会では将来を見据えた活動も推進しており、更なる充実、強化を図ってまいりますので、引き続き当会活動へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

議事終了後の挨拶(退任挨拶)

先ほど、ご承認頂きました通り、私は本総会をもちまして、会長職を辞することとなりました。この2年間の任期のうち、およそ1年半が新型コロナウイルスの感染拡大により、対面での活動が制約され、車工会の事業計画の見直しを行わざるを得ないこととなりました。

私自身も会員様の事業所や工場に伺い、皆様と直接意見交換をさせて頂こうと事務局と計画しておりましたが、実現できず本当に残念です。
会員の皆様におかれましても、現地現物での研修などの中止や会員様 同士の対面での交流を控えるようになり、私以上に悔しい思いや残念な気持ちになられているのではないかと思います。

新型コロナウイルス 感染拡大に伴いまして、自動車業界として、何が出来るのか?、何をやれば良いのか?につきまして、この1年自動車関連5団体が密に連携してまいりました。

昨年の感染拡大 直後より会員様が取り組んでおられた各種医療支援から自動車産業の中長期的な発展のため、団体の枠を超えた生産性向上や人材育成等に拡大し取り組んでまいりました。

当会では、対面での活動が制約される中、会員の皆様のご協力によりWebを活用し、理事会での議論や各種大会、技術発表会などの諸活動につきましても活性化を図れたのではないか?と思っております。
あらためて会員の皆様に深く感謝申し上げる次第です。

環境変化は、皆様が感じられている通り、以前にも増して急速、かつ急激なものとなってきております。
物流形態の変革や少子高齢化の進展を考えますと「働くクルマ」の役割は、豊かな社会生活の実現に向け、増々大きくなるものと思います。
また、自動運転技術を含め 様々な新技術に対する車体架装の対応、そして、地球環境対応に関しましては、カーボンニュートラルへの対応について長期課題として確実に取り組んでいかなければならないと思います。
最後になりますが、車体業界の末長い繁栄のため新体制のもと、皆様が、一丸となって事業計画の達成に努めて頂き、これらの課題に積極的に取り組んで頂くことをお願い申しあげます。

2021年度通常総会新会長挨拶(宮内新会長)

新会長 宮内 一公
新会長 宮内 一公

皆様のご推挙により車体工業会の会長を努めることになりました宮内でございます。
当会は社会生活を豊かにし、安全・安心な社会の実現に不可欠な様々な「働くクルマ」の製造をしているたいへん重要な団体でございます。また、73年にわたり、諸先輩が築かれた長い歴史が現在の当会を支えていることを思いますと、当会の会長としての責任を痛感し、あらためて身が引き締まる思いでございます。

木村前会長におかれましては、2021年からのコロナ禍のもと、強い指導力と迅速かつ適切な判断により車体工業会を牽引いただき、新たな取組みも推進され、多くの成果をあげられました。
深く感謝申しあげますと共に、今後とも、新たな立場でのご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。

さて、世界は、自然災害にも影響を及ぼす人類の諸活動を見直し、あらためて永続的な発展に繋げていくための取組みに大きく舵を切ったと言って良いと思います。
カーボンニュートラルはそのひとつであり、達成に向け、会員の皆様と連携し、取り組んでいなかければならないと考えております。
これは大きな課題ではありますが、まずはカーボンニュートラルを正しく理解することから始めることが大事だと思います。
このカーボンニュートラルへの対応を会員の皆様にとってどのような対応を取っていただくべきかを当会でも考え皆様へご提案する必要があると思っており当会内に専門的なグループを立ち上げたいと考えております。
また、国内の社会環境を踏まえましても将来にわたり、永続的に車体業界が成長し続けることは容易ではありません。最近の状況は比較的恵まれた環境ではありましたが、車体業界につきましては、課題が山積しているものと認識しております。

本日の総会で承認いただきました、事業計画にもありましたように、「安全」、「環境」、「中小企業支援」を重点に、「会員の皆様に一層お役にたつ車体工業会」、「入会して良かったと言っていただける車体工業会」、そして「自らも率先して新入会員を紹介したい車体工業会」を目指してまいります。そのためにも、皆様の声を聴き、現地現物を大事にしながら実態を見極め、地道にかつ着実に取り組んでいくことが重要です。しばらくは、コロナ禍が継続し、現地現物での活動が計画通り進められないのではないかと思いますが、これまでの取組みを参考に、やり方を工夫し、進めていきたいと考えております。

当会会員の多くの皆様は一品一葉のものづくりに取り組んでおられます。それだけに一人ひとりの技術、技能の高さが製品の競争力につながっていくと思います。業界におきましても高齢化、人材不足の問題を抱えており働き方改革への対応も適切に行っていかなければなりません。そのためにも人材育成への取組みは重要と考えております。

カーボンニュートラルへの対応、人材育成の推進等、皆様が直面する諸課題に対し、当会としても施策を検討、推進するとともに、自動車5団体活動とも連携し、会員様への支援に繋げてまいりたいと考えております。

副会長、部会長、支部長の方々をはじめ、会員の皆様のご理解、ご支援、ご協力をいただきながら、精一杯運営してまいります。
皆様の一層のご指導をお願い申し上げまして、会長就任の挨拶とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。